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民団大阪本部主催「2011年 在大阪韓国人 成人式」が1月9日に開催され、新成人72人をはじめ、来賓、保護者など約120名が参加した。
記念式典が始まる前に新成人らは民団大阪本部が無料で提供している、個人写真をにこやかな表情で撮影したあと、挨拶に立った金漢翊(キム・ハニッ)団長は「皆さんが飛び立つ社会は政治・経済など不透明な状況が続いていますが、このような時こそ思いやり、責任感、挑戦を心に刻み、若さを前面に出してください」と20歳の門出を祝福した。
また、来賓を代表した駐大阪大韓民国 呉榮煥 総領事(代読 孫鍾基 領事)の祝辞では「成人になるということは思い描いていた夢を一つずつ叶えていけることを意味します」「失敗を恐れず無限の可能性を思う存分発揮してください」と披露されたほか、民団中央本部 鄭進 団長や大阪府 橋下徹 知事、大阪市 平松邦夫 市長などから祝辞が届けられた。
このあと、新成人を代表して西淀川区在住の尹翔太(ユン・サンテ)さんと生野区在住の崔麗(チェ・リョ)さんに、有名焼肉店3,000円分の食事券や民団や在日韓国人の歴史が綴られている「ドキュメンタリー韓国民団」のDVDなどの記念品が贈呈され、記念式典の最後には建国高校出身で、現在ソウル大学2回生の金東燮(キム・ドンソプ)さんが「お礼の言葉(答辞)」を述べた。
新成人を代表して金漢翊団長から記念品を贈呈される尹翔太さんと崔麗さん
お礼の言葉を述べた金東燮さん
記念式典後の第2部では韓国放浪芸能集団 男寺党(ナムサダン)の「プンムル」披露や、ソウル〜大阪往復航空チケットや釜山〜大阪間をパンスターフェリーで往復するペアチケット、デジタルカメラなどが当たる大抽選会が行われ、最後には新成人全員で記念写真を撮影した。
第3部は2階会議室に会場を移し、青年会や学生会が企画・準備したゲームなどで談笑を楽しみ交流をさらに深めた。
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