「無窮花の郷」
11月7日、大阪市生野区の民団生野中央支部(高清禎支団長)、生野南支部支部(羅正男支団長)、生野西支部(梁評守支団長)の3支部共同で、今年春に民団近畿地方協議会と在日韓国商工会議所が共同事業主体となって開設された、在日同胞メモリアルパーク「無窮花の郷」(大阪府枚方市稲穂谷4566,京阪奈墓地公園内,電話フリーダイアル0120-655-485)の見学バスツアーを行った。
10月に管轄地域内の団員世帯に案内を郵送し、墓地建立に関心の高い約60名が参加した。
大阪市生野区から高速道路に乗って、所用時間約40分間で、森林が紅葉に染まる丘陵地にある現地に到着した。
当日は、墓地の事業主である、浄土真宗本願寺派宗教法人久宝寺と墓地管理会社の有限会社 有芸(電話06-6344-5795)から、親切な案内と丁寧な説明を受けた。
この「無窮花の郷」は7,000区画あり、開設後30年の実績を有する京阪奈墓地公園内の1,000区画を在日韓国人専用区画として設けたものである。宗旨・宗派は問わず、入り口からすべて段差のないバリアフリー設計となっており、韓国の国花である無窮花が約60本植えられている。
「落ち着いてのどかな丘陵地で父母の故郷にて、ゆったりとしている。」(生野中央支部団員)、「太極旗と民団旗も掲揚してくれ、専用霊園の感じがする。」(生野南支部団員)、「近くのハイキングコースのくろんど園地もあり、墓参帰りに楽しめる。」(生野西支部団員)」と評判は上々であった。
アクセスは自動車だけでなく、近鉄電車・JR・京阪電車の最寄り駅からの送迎バスも用意されている。韓国には異国で永眠された海外同胞を埋葬する国立墓地「望郷の丘」がある。この「無窮花の郷」は在日同胞社会の「無窮花の郷」といえるだろう。
→「無窮花の郷」見学の様子
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