総合ニュース
2012-01-16 16:54
独島と東海を9カ国でアピール
アピールをする学生たち
「東海(日本海)を失えば、独島(日本名:竹島)も奪われる」
仁済大(慶尚南道金海市)の学生5人からなる「東海守門将」のナム・ソクヒョン団長(26)=ナノ工学部4年生=は「これから大変だが、標準世界地図で『東海』が『日本海』と表記されている誤りを正すため、最善を尽くしていく」と意気込みを語った。
ようやくつながった国際電話で、音質は良くなかったが、ナム団長ははっきりとした力強い声でこう語った。
先月30日に仁川国際空港を出発した、ナム団長をはじめとする学生5人は、カナダ・バンクーバーを経て、現在米国サンフランシスコに滞在している。20代の若者5人が、新年の幕開けと同時に、遠い異国の地で「東海」をアピールする活動を必死に行っているのだ。
独島
韓服(韓国の民族衣装)を着用した「東海守門将」の一行は、市街地を移動する際、太極旗(韓国国旗)や東海の地図とともに「東海は大韓民国の精神」などと英語で書いたプラカードなどを掲げ、市民の注目を集めた。続いて、韓国伝統の木管楽器「テグム」や「ソグム」の演奏、現代音楽とアレンジした15分間の仮面劇などを披露し、さらにムードを盛り上げた。ムン・ヨンテさん(24)=国際経商学科3年=は「パフォーマンスが終わった後、最終バスに乗り遅れたため、宿まで2時間も歩いてくたくたになって帰り着いたこともある。だが、パフォーマンスが終わった後、各国から来た多くの人たちが『East Sea(東海)』と叫び、歓声を上げて応援してくれる姿を見ると、もっと一生懸命やらなければという思いが強くなる」と話した。
「東海守門将」のメンバーは、シアトルからさらにスペイン、スイス、ポーランド、ドイツ、英国、フランス、モナコを経て、4カ月間にわたり計9カ国でPR活動を繰り広げる。
姜仁範(カン・インボム)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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