総合ニュース
2014-11-17 08:42
韓国・サウジ首脳会談 未来志向的協力策を協議
会議の様子
【ブリスベーン聯合ニュース】２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会合出席のためオーストラリアのブリスベーンを訪問中の朴槿恵（パク・クネ）大統領は１６日（現地時間）、サウジアラビアのサルマン皇太子と首脳会談を行い、両国間の未来志向的協力関係の構築策について協議した。
朴大統領は会談で「ポスト・オイル時代」に備え石油基盤の経済から知識基盤の経済への転換を推進する上で韓国が最上の協力パートナーとなることができると強調した。
その上で、両国の既存のエネルギー・建設分野での協力を超え、保健・医療、国防・防衛産業、金融、原子力発電所を含む新再生エネルギー、情報通信技術（ＩＣＴ）、人的資源開発など全方位的協力関係の構築を希望した。
朴大統領は、サウジが政治的激変の中にある中東の情勢安定に向け重要な役割を果たしていると評価した。また、来年のサウジ訪問を検討していると述べた。
サルマン皇太子は両国の関係が「パートナーシップ」という表現が不要なほど強固だと述べるとともに、朴大統領のサウジ訪問計画を歓迎した。中東地域はさまざまな問題が集中しており、サウジは地域の平和定着に向け努力していると説明。両国が中東問題や北朝鮮核問題で協力を続けることを提案した。
総合ニュースより
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