総合ニュース
2014-06-13 14:01
旅客船事故遺族が国相手に初提訴 損害賠償求め
韓国旅客船セウォル号沈没事故で犠牲となった高校生の母親が国と運航会社・清海鎮海運を相手取り、3000万ウォン(約300万円)の損害賠償を求める訴訟をソウル中央地裁に起こしていたことが13日、分かった。事故の遺族が国を提訴するのは初めて。
法曹界によると、11日に提訴した母親は「セウォル号は無理な増築による船の欠陥が深刻で、乗務員の過失と貨物の過積載、バラスト水の不足が重なり、急激に復原力を失って沈没した」と指摘。「清海鎮海運はセウォル号の船社かつ船員の使用者として、安全教育などを行わず、国は運航管理と許可がずさんだった」と主張した。その上で、「修学旅行に出かけた息子が理不尽な事故で亡くなった。その精神的な苦痛は言葉にできない」と強調した。母親は法律事務所の支援を受けて訴訟を起こした。
今回の訴訟に先立ち、遺族らを支援している大韓弁護士協会のセウォル号法律支援および真相調査特別委員会は光州地裁などに事故関連の証拠保全を申請した。同委員会関係者は「今後、国などを相手取り損害賠償訴訟を起こす計画だが、決まったことはない。事故の原因などが具体的に明らかになってから進める」と述べた。
聯合ニュース
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