総合ニュース
2013-06-26 10:26
韓国大統領府にハッキング サイバー危機警報発令
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は25日、青瓦台(大統領府)と国務調整室のホームページがハッキングされたことを確認し、同日午前10時45分、サイバー攻撃への警戒を促す5段階の警報のうち下から2番目の「関心」を発令した。政府は合同調査チームを構成して原因の調査に着手したが、攻撃主体はまだ分かっていない。
警察庁のサイバーテロ対応センター=(聯合ニュース)
青瓦台と国務調整室のホームページは同日午前9時半ごろ、何者かによりハッキングされたようだ。青瓦台のサイトには一時「偉大な金正恩(キム・ジョンウン)首領」などのメッセージが画面上段に赤い文字で表示されていた。
午前10時ごろから約10分間は「統一大統領金正恩将軍様万歳!我々の要求条件が実現するまで攻撃は続けられる」といった文章とともに「民主と統一を目指すアノニマスコリア」という名前が書き込まれた。また、文章の上部には会議に出席した朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の写真が掲載された。政府は点検のため青瓦台サイトへの接続を一時遮断した。
国際的ハッカー集団「アノニマス」を名乗るグループは、朝鮮戦争開戦日の6月25日に合わせ北朝鮮の朝鮮中央通信など46のサイトを攻撃すると予告していた。今回のハッキングはこれに対する報復の可能性があるとされる。
青瓦台サイトへのハッキングのほか、同日午前には安全行政部、未来創造科学部、統一部のサイトでも接続障害が発生。また、一部メディアや与党セヌリ党の一部市・道連サイトでもハッキングと疑われる状況が発生した。
未来創造科学部は、同部サイトなどの接続障害は政府統合電算センターのドメインネームシステム(DNS)のトラフィック障害に起因するものだとし、青瓦台へのハッキングとの関連性を調べていると伝えた。
メディアの中ではスポーツソウル、建設経済、eトゥデーのホームページサーバーが一時的にダウンし、朝鮮日報のサイトでも接続障害が発生したが、ハッキングによるものではなくアクセス急増による一時的な障害とされる。また、南部・大邱市を本拠地とする新聞社2社(毎日新聞、大邱日報)の記事作成・送信システムもまひした。
一方、セヌリ党では同日午前11時半現在、16の市・道連のうちソウルなど8市・道連サイトで接続が不可能になったり、「UNDER CONSTRUCTION(整備中)」の表示が出たりしており、ハッキングされた疑いもある。
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