総合ニュース
2013-01-16 15:08
韓国新政権 経済など四つのコントロールタワー設置へ
【ソウル聯合ニュース】韓国の新政権の発足を準備する大統領職引き継ぎ委員会は15日に政府組織改編案を発表した。政策調整を行うコントロールタワーは経済と科学技術、福祉、外交・安全保障の4本柱で構成される見通しだ。
組織改編案によると、企画財政部の長官を兼任する経済副総理が復活し、同部は経済政策を総括することになる。李明博(イ・ミョンバク)現政権が廃止した経済副総理が復活したのは引き継ぎ委員会内外でも可能性が高くないとみられたため、異例の措置に踏み切ったとされる。引き継ぎ委員会側は「経済危機を克服し、経済全般を総括するコントロールタワーが必要」と説明した。
科学技術と情報通信技術(ICT)を総括する機能は新設される未来創造科学部で担当する。同部は科学技術と情報通信技術を総括する巨大組織として、未来の成長エンジンの育成を推進する重要な役割を果たす。
今後発表される青瓦台(大統領府)などの組織改編では福祉と外交・安保分野のコントロールタワーも明らかになるとみられる。
次期政権が最優先課題として掲げている福祉のコントロールタワーは大統領、もしくは首相直属の組織として新設される社会保障委員会が担当する可能性が大きい。同委員会は社会保障制度の優先順位を決め、福祉財源の調達などを進める。保健福祉部や企画財政部、雇用労働部など10機関に分散されている福祉関連の政策を総括する見通しだ。
外交・安保のコントロールタワーは青瓦台に置かれる国家安保室になる見込みだ。引き継ぎ委員会が明らかにした同室の役割は▼政策調整▼危機管理▼中長期的な戦略づくり――など。青瓦台の外交安保首席室や国家危機管理室の業務と機能を統合するとみられる。
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