総合ニュース
2012-11-27 16:44
大統領選:公式選挙運動がスタート
朴槿恵氏「国民は盧武鉉シーズン2を望まない」
文在寅氏「君臨する大統領はいらない」
韓国大統領選挙(12月19日投開票)の公式選挙運動が27日午前零時にスタートし、22日間の戦いが幕を開けた。与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補と最大野党・民主統合党(民主党)の文在寅(ムン・ジェイン)候補は、今回の大統領選の意味を国民がどう受け止めるかにより勝敗が分かれるとみて、自身の主張を積極的に訴えている。
中央選挙管理委員会によると、立候補を届け出たのは7人。候補には議席数に応じて番号が割り振られており、1番が朴候補、2番が文候補、3番は統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)候補。4−7番は無所属のパク・チョンソン候補、キム・ソヨン候補、姜智遠(カン・ジウォン)候補、キム・スンジャ候補となっている。
朴槿恵氏は26日夜のテレビ討論で「クリーンな大統領、約束を守り信頼できる大統領、経済を再生し多くの雇用を生み出す大統領を望む国民の期待を集め『百パーセントの大統領』になりたい。きょうよりもあすはもっとよくなるという希望を持てる国、一生懸命働けば夢をかなえられる国をつくる」と訴えた。
セヌリ党の安亨奐(アン・ヒョンファン)スポークスマンは「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時、世界が好況に沸いていたころ韓国だけが内部対立を続けていた。国民は『盧武鉉シーズン2』を望んでいない」と述べ、故・盧武鉉前大統領の側近だった文在寅氏をけん制した。
一方、文氏は同日に光州市を訪れ「(文氏に野党系統一候補の座を譲った)安哲秀(アン・チョルス)氏が訴えた政治革新、新たな政治という目標を受け継ぎ、必ず実践する。政権交代だけでなく経済民主化と福祉国家を実現し、新たな時代と社会をつくる」と強調した。
文氏は、前日の立候補届け出後の会見では「今回の選挙は古い政治と新たな政治の対決、『貴族候補』と『庶民候補』の対決だ。財閥や特権階層を守ろうとする勢力ではなく、福祉と国民の暮らしを守る勢力を選択してほしい。国民と通じ合おうとせず、君主のように君臨する大統領ではなく、国民と通じ合い、寄り添う大統領を選んでほしい」と訴えた。
権大烈(クォン・デヨル)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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