民団ニュース
2010-05-02 09:49
韓国の大学授業料の現況とは
教育科学技術部が30日、大学情報サイトを通じて公開した4年制一般大学176校の2010年度の授業料現況によると、年間授業料の平均は684万5000ウォン(約57万9000円)で、昨年の平均を1.29%(8万7000ウォン=約7360円)上回った。
平均授業料が最も高い大学は延世大学(907万4000ウォン=約76万8000円)で、以下、秋渓芸術大(895万1000ウォン=約75万7000円)、梨花女子大(881万9000ウォン=約74万6000円)、乙支大(875万ウォン=約74万円)、祥明大・天安キャンパス(870万8000ウォン=約73万7000円)、弘益大・鳥至院キャンパス(870万1000ウォン=約73万6000円)となった。
延世大学のキム・ジョンオ企画室長は、「授業料全体の合計を在学生数で割る計算ではなく、学科別の授業料を学科数で割って平均を出す教科部の登録金算出法を採用しているため、不利になった。延世大は、学生数は少ないが授業料が高い音楽学部やアンダーウッド国際大学など特殊な学部があるため(授業料の平均が高くなった)」と話す。
このほか、年間授業料が800万ウォン(約67万7000円)以上の大学は、白石大、淑明女子大、韓世大、亜州大、韓瑞大、延世大・原州キャンパス、漢陽大、韓国航空大、弘益大、高麗大、祥明大、慶熙大・国際キャンパスなど、昨年の27校から35校へと増加した。
学部別に授業料が最も高い大学は、▲人文系:弘益大・鳥至院キャンパス(912万ウォン=約77万2000円)▲社会系:延世大(861万9000ウォン=約72万9000円)▲教育系:翰林大(885万3000ウォン=約74万9000円)▲工学系:高麗大(969万6000ウォン=約82万円)▲自然系:乙支大(924万5000ウォン=約78万2000円)▲医薬系:成均館大(1063万2000ウォン=約89万9000円)▲芸術・体育系:韓世大(1039万5000ウォン=約87万9000円)など。
今年、45の大学が授業料を凍結・引き下げた中で、引き上げ率が最も高かった大学は、韓国教員大(13.32%)に続き、尚志大(10.22%)、木浦海洋大(9.81%)、總神大(8.15%)となった。
一方、大学が学生の教育にかける「学生一人当たりの教育投資額」は、ポステック(浦項工科大)が6370万ウォン(約538万9000円)で、最も少ない加耶大(306万3000ウォン=約25万9000円)とは20倍もの差が出た。学生一人当たりの教育投資額は、教職員の人件費、研究支援費、学費減免額など、大学が学生に投資する総費用を在学生数で割った金額だ。ポステックは「学生に十分な投資ができるのは、資産運用をしっかりと行っているため。全体の投資額のうち、授業料に依存する割合は7%に過ぎず、大部分は法人からの転入金を充てている」と話した。
キム・ヨンジュ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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