民団ニュース
2022-03-03 13:35
第103周年3.1節記念式典を挙行
民団大阪府本部/在外同胞財団
第103周年三・一節記念式
3月1日、大阪韓国人会館5F大ホール
民団活動の柱は人間関係の「密を作ること」
1919年3月1日の「己未3・1独立宣言」宣布から第103周年を迎え、韓国民団大阪府本部(李元徹団長)主催の三・一節記念式典が3月1日午後2時から大阪韓国人会館5F大ホールで開かれた。蔓延防止等重点措置が発令されている状況下とあって新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を徹底したうえで公館、民団大阪本部・傘下団体の役員など参加人員を縮小しての開催となった。マスク着用の約120人の参加者は、検温と手指の消毒を行い座席の間隔を大きく開けて着席し、粛々としたムードの中で行われた。在外同胞財団が後援した。
国民儀礼、鄭 弘議長の開式辞、鄭炳采副団長の「己未独立宣言書」朗読、文在寅大統領の記念辞(趙成烈・駐大阪大韓民国総領事代読)に続いて、李元徹団長が記念辞を述べた。
李元徹団長は、「1919年の『3・1独立宣言』は民族的アイデンティティーを確認し、民族の英知と独立に対する意思を全世界に宣布しました。その後、非暴力、反帝国主義民族運動の先駆的な役割を果たし、世界中で民族の独立を願う国々に大きな勇気を与えました。『3・1独立宣言』の偉大な精神は、103年が過ぎた現在も、私たちはその意思を受け継ぎながら、高い意識を持ち続け、成長するよう日頃から努力していかなくてはなりません。」「ご参集の皆さま。今、私たちが必要なことは、コロナで停滞を余儀なくされている間に、ここまでの活動を再点検し、今後、私たち民団がどのような道を歩むのかを考え行動していくことであります。時代が進み、何をするにも便利な時代になっても、民団活動の柱は人間関係の『密を作ること』であると思っています。本日ご参集の皆様にはぜひ念頭に置いていただき、引き続き活動にあたってください。(中略) 御参席の皆さま。私たちはいかなる時代においても、柔軟に対応しながら、民団が在日同胞社会の求心体としての役割を果たせるよう一致団結しなければなりません。本日の3・1節は絶好のタイミングです。私たちすべてが崇高な民族自主・自尊の3・1精神を継承していくことを誓いましょう」などと述べた。
来賓紹介があった後、全鐘和副団長が朗読・提案した決議文を満場一致の賛同で採択した。
2021年度駐大阪大韓民国総領事表彰は、梁晃栄・民団大阪本部直選委員(民団南大阪支部顧問)、金光旭・民団西成支部常任顧問、金a廷・民団西淀川支部支団長、朴静子・婦人会大阪本部副会長、゙島枝・婦人会大阪本部監査の5氏で、同日は梁晃栄氏(代理)・朴静子・゙島枝3氏が出席し趙成烈総領事から表彰を受けた。
右から゙島枝・婦人会大阪本部監査、朴静子・婦人会大阪本部副会長、
許槿一・監察委員長が閉会辞を述べ、呉龍浩常任顧問の先唱で万歳三唱が行われた。
採択された「第103周年3.1節決議文」は
我々は在日同胞の権益擁護と民族正体性の確立と後継者育成に一層努力し、未来志向的な韓日関係構築のために韓日友好増進の架橋的役割を果たしていくことを誓いながら次の通り決議する。
一、我々は自由と平等を渇望したした3・1精神を継承し、韓半島の平和と繁栄に寄与する。
一、我々は在日同胞社会の和合と民族正体性の確立に注力し、未来を担う後継者育成に全力を尽くす。
一、我々は、在日同胞の生活と権益を守り、多様な文化が共存する共生社会の実現のために尽力する。
一、我々はヘイトスピーチを根絶し、韓日友好増進に積極的に寄与する。
2022年3月1日
第103周年3.1節大阪記念式
参加者一同
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