民団ニュース
2022-01-14 15:13
2年ぶり!在大阪韓国人新春年賀交歓会が盛大に開催
在日本大韓民国民団大阪府本部、大阪韓国商工会議所
2022(令和4)「壬寅」年
2022年在大阪韓国人新春年賀交歓会
1月8日、大阪韓国人会館5F大ホール
在日本大韓民国民団大阪府本部(李元徹団長)、大阪韓国商工会議所(洪致原会長)主催の「2022年在大阪韓国人新春年賀交歓会」が1月8日、大阪韓国人会館5F大ホールで開催された。コロナ禍、限定約450人が新年を寿ぎ、新たな飛躍を誓い合った。来賓の姜昌一・駐日大韓民国特命全権大使が、大阪の新年会に大使として初めて参会し、祝辞を述べた。大韓婦人会大阪府本部(朴米子会長)、大韓体育会関西本部(権五雄会長)、青年会大阪府本部(尹祉惠会長)、近畿経友納税連合会(高山正義会長)、韓国大阪JC特友会(許哲訓会長)、在日本関西韓国人連合会(李亨培会長)、大阪韓国青年商工会(韓正樹会長)、韓国大阪青年会議所(片岡忠会長)が協賛した。司会は任徳和・民団大阪本部組織部主任が務めた。
洪致原・大阪韓商会長の開会辞に続いて、李元徹・民団大阪府本部団長、呂健二・民団中央本部団長が新年辞、来賓の姜昌一・駐日大韓民国特命全権大使、宗清皇一(自民/大阪府連会長・衆)、国重徹(公明/大阪府本部副代表・衆)、白眞勲(立憲・参)、井上英孝(維新・衆)、宮本岳志(共産・衆)各議員がそれぞれ祝辞を述べた。
日本側来賓の自由民主党/左藤章・大阪日韓親善協会理事長(前衆)、中山泰秀(前衆)、立憲民主党/辻元清美(前衆)、日本維新の会/奥下剛光(衆)・岩谷良平(衆)、日本共産党/辰巳康太郎(前参)、中野寛成(元衆)、杉本太平・大阪府議会副議長、坂上敏也・大阪府議会日韓友好親善議員連盟会長、野々上愛・大阪府議をはじめ大阪市議、東大阪市議、高槻市議、三ツ石浩幸・大阪府府民文化部人権局長、福岡弘高・大阪市市民局ダイバーシティ推進室長、柴浩司・大阪府教育庁教育監、大継章嘉・大阪市教委教育監、百濟喜之・大阪府教職員組合中央執行委員長、新谷浩朗・大阪府在日外国人教育研究協議会長、藤澤淳・大阪市外国人教育研究協議会長ら、韓国側の来賓として、駐日大韓民国大使館の權純賢参事官、李相喜領事課長、河泰伸秘書官、駐大阪大韓民国総領事館の李弘Y副総領事、任京勳領事、金度完・大阪韓国教育院長、康宗憲・民主平統諮問会議近畿協議会副会長、民団中央本部の朴安淳議長、金春植監察委員長、近畿産業信組/千原芳浩副理事長、康本豊・常務理事本店営業部本部長、李鐘建・白頭学院校長、金美英・金剛学園校長、尹基・こころの家族理事長、朴正勲・OKTA大阪会長、川村賢一・大韓航空大阪旅客支店支店長、宋承a・現代海上火災保険株式会社日本支社本部長、金昌植・大阪慶州北道道民会長、中田勝利・全羅南道道民会副会長、梁哲司・関西済州特別自治道協会長、野田義和・東大阪市長、民団大阪本部の常任顧問・顧問ら多数が参会した。
2021年度民主平和統一諮問会議議長(文在寅大統領)表彰が行われ、姜昌一・駐日大韓民国特命全権大使から大韓婦人会大阪本部の金静子顧問(代理)、金英子前副会長に表彰状が伝達された。
新年を寿ぐ威勢のいい鏡開きのあと、呉龍浩常任顧問の挨拶・先唱で乾杯し、新年を祝い歓談した。
民団大阪府本部 李元徹団長
2022年「新年辞」
壬寅(みずのえとら)の新年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
壬寅は「厳しい冬を越えて、春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になる」という意味で、昨年4月に団長に就任した私にとりまして、そのような1年にしたいと思い紹介させていただきました。
さて、4月の就任に至るまでは様々な葛藤がありましたが、私の中では過ぎた事より「未来」を見据え、民団が感じている閉塞感を打破することが重要で3機関・役職員がその想いを共有するスタートの年になりました。
特に、公約に掲げた「支部の活性化」と、これからの在日同胞社会を支える「次世代の育成」には力を注ぎました。
7月上旬には全支部の訪問を終え、直面している課題や悩みの解決に向けて意見交換したことは非常に有意義でした。
また、青年会・学生会の皆さんとは普段からコミュニケーションを充実させ、とにかく「楽しい」ことを先行させ、行事に多くの「若者が集う会」を目指そうと檄を飛ばしてきました。
まだまだ十分とは言えませんが、任期中はこの2本柱で邁進する所存ですので、皆様からのご支援ご協力よろしくお願いします。
一方、昨年もコロナウイルス感染拡大の影響が長引き、当初に立てた計画の変更を余儀なくされました。近頃は感染者が減少し、まもなく日常生活が戻る気配を感じるものの、ここにきて、変異株のニュースが増えてきております。まだまだ先行きが不透明ですので、引き続き健康に留意してお過ごしください。
また、依然として韓日関係も厳しい状態にあります。
両国友好親善の架け橋として役割を果たす民団は、今後も決して揺らぐことなく寄与していく所存です。そして今年は韓国大統領選挙が実施されます。
今後、各候補者の所信を聞く機会があると存じます。私たちの一票が明日への一歩に繋がることを確信します。必ず投票しましょう。
親愛なる同胞の皆さん。
二〇二二年、民団大阪本部は新しい分野の仕事に挑戦します。
これまでの権益擁護運動、法的地位向上運動、民族教育推進などに加えて、各種活動を支える財政面をいっそう充実させ安定した民団を創造します。
組織運営に限らず企業や団体は「人(人材)」「物(物資)」「金(資本・資産)」で成り立つことは鉄則であり、本部・支部にかかわる全ての人材が民団組織を支える大黒柱であることは言うまでもありません。これまで以上に本部と支部が英知を結集させ活動を進めていくことが重要です。
また、本部の財政を充実させることは支部への財政支援と同意であります。今後、割当金は支部を支える意味においても必ず減額しなければなりません。
新しい挑戦にあたり、期待と不安が交錯しますが、失敗を恐れることなく、できるまでやろう!と共有していますので、諸先輩方々にはこれまでに培われた経験とノウハウをぜひご教示いただき成功に導いていただきますようお願い申し上げます。
世界中がコロナの影響を受け、社会や経済が不安定な状況が続きそうです。
私たち民団はこの潮流を確実に捉え、多様化が進む社会に柔軟に対応していかなくてはなりません。
そのためには、何よりも皆様方と一体となり「攻撃的」に取り組むことが重要だと考えています。「待つ」姿勢よりも自らが積極的に動いて目標を達成することが成功への最大の原動力であると確信します。
これからの在日同胞社会に必要となるのは、新定住者、日本国籍同胞など、全ての構成員との和合であると考えます。
経済的、社会的に豊かになりましたが、日本における在日同胞の立場はまだまだ不安定です。先人は、日本という異国の地で私財を投げ打ってまで在日同胞社会の発展を願い生活を営みました。
私たちはこの想いをしっかりと受け止め、時代と合致した新しい同胞社会、新たな韓日関係の構築に向けて最大限の努力をすることを誓い合いたいと思います。
結びに、本年が全ての同胞の皆様にとりまして、幸多く実り多い年になりますことを祈念し、新年のご挨拶と致します。
カムサハムニダ。
大阪韓国商工会議所 洪致原会長
2022年「開会辞」(要旨)
コロナ禍以降、著しく業況が変化し、新たな問題も発生するなど当惑する一年でありましたが、昨年末よりコロナウイルスの新たなオミクロン株やニューデルタプラス株の発生により、再度、危機感が高まる状況になりつつあります。
経済状況をみますと、脱炭素が加速していく中、エネルギー環境変化や化石燃料不使用の機運が高まり、その影響で原油高をはじめとする経済の悪循環が起こり、また半導体や部品不足による生産調整で、販売悪化への大きな要因となっております。
いま中国経済が大きく揺れております。韓国の最大輸出国である中国の景気悪化による輸出鈍化が始まれば、韓国経済にも大きな影響を及ぼすリスクがあると分析されております。また日本においても対岸の火事では済まされない問題であります。
ただ一方で、韓国では5月10日に新たな大統領がが誕生し、新政権が発足します。新リーダーの元、OECD加盟38か国中、最低の出生率0.84という人口問題や不動産高騰による弊害や内需落ち込みタ対策、近隣諸国に影響されにくい経済政策に期待いたします。
大阪は同胞最多の居住地であります。大阪韓国商工会議所は今後とも民団大阪本部と共に、韓日間の親密な民間交流を通じて、その地域発展並びに商工人の経済活動支援、韓日間の経済交流・活動に注力し、祖国発展のため一心一意したく存じます。
結びに、皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、私の開会の辞とさせていただきます。
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