民団ニュース
2021-12-09 11:28
2021在大阪韓国人「成人の日記念のつどい」 コロナ禍、10カ月遅れで開催
韓国民団大阪本部／青年会大阪本部・学生会大阪本部
コロナ禍、10カ月遅れで開催
新世紀ベビー「20歳」新成人の門出を祝福
2021在大阪韓国人「成人の日記念のつどい」
11月28日 大阪韓国人会館5F大ホール
韓国民団大阪府本部（李元徹団長）主催の「2021年在大阪韓国人成人の日記念のつどい」が11月28日、大阪韓国人会館5F大ホールで開催され60人が出席し、盛大な祝福を受けた。長引くコロナ禍のため、「成人の日」（毎年一月第二月曜日）からほぼ10カ月遅れでの開催。青年会・学生会大阪府本部が主管し、駐大阪大韓民国総領事館／在外同胞財団が後援した。
式典には、来賓として駐大阪韓国総領事館・任京勳領事、大韓婦人会大阪本部の朴米子会長、韓桂淑青年部長、呉育子青年部次長、OKTA大阪・李和美副会長、民団大阪府本部から李元徹団長、鄭 弘議長、許槿一監察委員長、金明弘副団長、鄭炳采副団長、全鐘和副団長、金貴史副議長、韓行伸副議長、朴鍾寛事務局長、そして尹祉惠・青年会大阪本部会長、金千穂・学生会大阪本部会長らが参席した。
「在日同胞としての誇りを持って国際人として活躍を」
新成人を前に、李元徹団長、趙成烈総領事（任京勳領事が代読）が祝辞を述べた。祝辞の中で李元徹団長は、「晴れて新成人となられた皆さんは、希望に満ちた未来を展望し期待に胸を躍らせていることと思います。ご自身の夢、目標の達成に向かって失敗を恐れることなくチャレンジしてください。失敗を恐れることなく努力を続ければ必ず実現できると確信します。また、皆さんの今日があるのは、かつて困難な時代を耐え抜き、民族精神を忘れずに生き抜いてきた祖父母やご両親の努力があったからです。決してそのことを忘れることなく、自分のルーツが韓国にあるということを大切にしてください。韓国と日本の文化的特性を併せ持つ皆さんが在日同胞として誇りを持って韓日の架け橋となる国際人として活躍されますことを期待しています」などと述べた。
李成烈総領事「切っても切れない韓国と日本という自分の背景の長所を生かして、韓国人としてのプライドを持ち、在日同胞社会はもちろん、自分が住んでいる日本社会にも寄与する真の社会の主人となることを期待しています」、
さらに呂健二・民団中央本部団長、吉村洋文・大阪府知事、松井一郎・大阪市長、洪致原・大阪韓国商工会議所会長、朴米子・大韓婦人会大阪本部会長、尹祉惠・青年会大阪本部会長が祝辞メッセージを寄せた。
新成人を代表して近畿大学３回生の金潤修さんと文愛花さんに「民団オリジナル モバイルバッテリー」などの記念品が李元徹団長から贈呈された。
新成人を代表して金千穂さん（大阪国際大学３回生）が「私たちが今、日本で当たり前のように学校に行って学ぶことができたり、働けているのは、生活することすら困難な時代に祖国を一心に思い続けてきた在日一世や二世の先輩方のご苦労や努力があったからだと聞いています。私たちはそのことを深く胸に刻みながら、これからの人生を歩んでいきます。成人として新たな門出を迎えた今、韓国にルーツを持つ在日韓国人としての誇りを持ち、韓国と日本の架け橋となるグローバルに活躍できる成人になりたいと思います。また、在日同胞社会の発展に貢献するひとりの人間として先輩たちと共に大きな夢と希望を持って邁進していきます」などとお礼の言葉（答辞）を韓国語で述べた。
式典後は、大抽選会および新成人交流会が催されを大いに盛り上がった。
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