民団ニュース
2021-03-09 17:01
延べ1300人の過去最高…イヤギ・カルタ大会…民団大阪と教育院共催
非対面、学校単位実施で参加者増加
【大阪】民族学級を開設している大阪府内の各小・中学校で個別開催した今年のウリマル弁論・ハングルカルタ大会(共催=大阪韓国教育院、民団大阪本部)に60校から延べ1300人の参加があった。民団大阪本部の集計によれば過去最高の規模だった。府内の民族学級に在籍する児童・生徒は約3000人とされるため3人に1人に相当する。同本部では「大変な教育効果」とびっくりしている。
小学生対象の「オリニウリマル イヤギ・カルタ大会」は今年が15回目。中学生向けの「ウリマルイヤギ・クイズ・カルタ大会」は10回目を迎えた。児童・生徒のハングルや韓国文化に対する関心を高め、国際理解を進めるのが目的。
これまでは民族講師の常駐する公立学校を会場に、持ち回りで開催してきた。午前中にイヤギ大会、午後はカルタ大会の順。カルタ大会はトーナメント制で時間がかかるため、最多28チームをエントリーの上限としてきた。
ところが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにカルタ大会は学校別の開催を勧奨し、イヤギ大会はオンライン(非対面)とした。結果的には小学生のカルタ大会には36校から841人、中学生は24校345人となり、イヤギ大会と合わせて延べ60校1300人という過去最高の参加者を数えるまでになった。
学校現場からは「コロナであらゆる取り組みが延期、中止となっていたので、学校内での大会ではあったが、大変盛り上がって満足している」といった声が民団大阪本部に届いている。1カ所で児童・生徒の幅広い交流ができなかった反面、学校側は自由裁量で開催できるというメリットが功を奏したようだ。
同本部の担当者は「イヤギ大会はオンラインで行ったので定員を設けず、できる限り多く受け入れた。カルタ大会を含めて延べ1300人の次世代同胞が参加してくれたことを大変うれしく思っている。事前に用意しておいた副賞・記念品が足りなくなったほどだった。今後の大会運営に関しても大阪韓国教育院と協議しながらさらなる教育効果を追求していきたい」と話している。
民団大阪で施賞式 イヤギ大会
オリニと中学生のウリマルイヤギ大会の施賞式は2月28日、大阪韓国人会館で行われた。主な受賞者は次のとおり。(敬称略)
◆第15回 オリニ部門
◇最優秀賞(駐大阪大韓民国総領事賞)=許あかり(東大阪市立布施小学校)
◇課題作文部門<2〜4年生以下>優秀賞(韓国民団大阪本部団長賞=崔羅友(大阪市立中川小学校)、同(大阪府教育委員会賞)=姜由蘭(堺市立平岡小学校)
◇課題作文部門<5年生以上>優秀賞(韓国民団大阪本部団長賞)=高順希(大阪市立東桃谷小学校)、同(大阪市教育委員会賞=金華澄(大阪市立中川小学校)
◇自由作文部門優秀賞(韓国民団大阪本部団長賞)=金ユリ(大阪市立桑津小学校)、金泰=(東大阪市立布施小学校)
◆第10回 中学生部門
◇最優秀賞(駐大阪大韓民国総領事賞)=玄有仁加(大阪市立大池中学校)
◇課題作文部門優秀賞(韓国民団大阪本部団長賞)=崔珠羽(大阪市立大池中学校、同(大阪府教育委員会賞)=夫望亜(大阪市立巽中学校)
◇自由作文部門優秀賞(韓国民団大阪本部団長賞)=梁夕姫(大阪市立大池中学校)、同(大阪市教育委員会賞)=李優太(大阪市立巽中学校)
(2021.03.03 民団新聞)
[ ウリマルイヤギ大会中学生部門の受賞者ら ]
[ オリニカルタ大会(昨年)]
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