民団ニュース
2008-10-22 16:51
修学旅行生への「個人識別情報」について大阪入管が謝罪
関西空港で入国審査官が、9月19日に大阪府立高校の外国籍修学旅行生から、本来免除されている指紋と写真を採取したことが判明した。
民団大阪本部では大阪府教育委員会に事実関係を確認するとともに、10月1日、金R秀(キム・ヒョンス)事務局長と鄭炳采(チォン・ビョンチェ)文教部長が大阪入国管理局に、@事実確認と他事例有無の調査、A採取した指紋と顔写真の返却、B学校関係者への謝罪、C再発防止策の検討と全審査官への周知徹底、を要望。対応した茂木辰雄(もてき・たつお)総務課長は、審査官の不適切な対応を謝罪すると共に善処を約束した。
10月17日、大阪入国管理局茂木総務課長らが来団、朴英哲(パク・ヨンチョル)副団長らに次のとおり回答した。
@4月以降7事例があった
A指紋・写真データを10月14日に削除
10月中に削除証明書と謝罪文を当該高校に送付する
B再発防止のため、全審査官に次の項目を周知徹底した
・修学旅行生の「個人識別情報」免除の経緯と内容
・新様式・新用紙の採用
・修学旅行リストの作成、引き継ぎの強化
【参考】
2007年11月20日から、テロの未然防止のために、入国審査時において外国人に指紋および顔写真の個人識別情報の提供が義務付けられたが、特別永住者や16歳未満の者などは免除となっている。
しかし、上記以外の修学旅行高校生が免除対象外となるため、学校関係者の「修学旅行生をテロ対策の対象とすべきではない」との声を受け、4月以降、修学旅行生は個人識別情報の提供を免除されることになった。
※2008年度に海外への修学旅行実施予定の大阪府内公立高校 33校
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