民団ニュース
2020-09-24 13:48
コロナ禍の中でも光を!第75周年光復節記念式典を挙行
第75周年光復節記念式典
9月20日 大阪韓国人会館大ホール
人間関係だけは「密」を作り、全団員との繋がり一層強化
5項目の決議文を採択
「コロナ危機を克服し、在日同胞の生活安定と権益を守る」
韓国民団大阪府本部(呉龍浩団長)主催の第75周年光復節記念式典が9月20日、大阪韓国人会館5F大ホール(民団大阪府本部/大阪市北区中崎2-4-2)で行なわれた。新型コロナウイルス感染拡大防止を踏まえ、開催時期をずらすとともに規模も大幅に縮小して行われた。29支部の支団長・事務部長ら約150人が参加し、祖国の光復(解放)75周年を祝うとともに、「コロナ危機を克服し、在日同胞の生活安定と権益を守るために尽力します!」など5項目からなる決議文を満場一致で採択した。駐大阪大韓民国総領事館から呉泰奎総領事、呉東一副総領事、丁南洙領事、鄭泰九・大阪韓国文化院長らが参席した。2部では大抽選会が催され盛況だった。後援は在外同胞財団、協賛/近畿産業信用組合、(株)徳山物産。
会場の様子
コロナ禍で8・15から36日遅れの9月20日午後2時から行われたれた民団大阪本部の今年の「光復節」記念式典は、朴道秉議長が開式辞、文在寅大統領の慶祝辞を呉泰奎総領事が代読、呉龍浩団長が記念辞、金明弘監察委員長が閉式辞を述べた。
記念辞で呉龍浩団長は、「今や韓国は政治・経済・文化・芸能・スポーツなど幅広い分野で著しい発展を遂げています。民団もこの歴史に歩調を合わせるように、様々な変化への対応が急務となっています。私は団長就任時から、民団をかつてのように在日韓国人の誰もが必要とし、民団にこぞったあの時代の輝きを取り戻し、新定住者や日本国籍者同胞をも網羅した時代に対応できる新しい民団を創りたいと思い続けております。そのためには、何よりも皆さまと『在日同胞社会を良くしたい』との想いを共有し、これまでの『経験』と若い世代の『発想』をしっかりと受け止め、一致団結することが重要であると考えております。民団のように全国組織で豊かな心が集い、経済力と運営力を合わせ持つ団体はありません。多少の意見の違いはあっても、今日のこの歴史的な日を契機に皆さまの英知を結集させ、新しい在日同胞社会、民団を一緒に作るスタートの日にしようではありませんか!」。その上で呉龍浩団長は、「例年ですと、光復節後は各地で韓日交流行事や対外活動が頻繁に開催される時期に移りますが、今年はこうした状況で、すでに中止が決定している行事があります。しかしこの時こそ、人間関係だけは『密』を作り、すべての団員との繋がりが一層強くなるように努めなければなりません」
などと決意を述べた。
劉孝一副団長が決議文を朗読し、満場一致で採択した。採択された決議文は、世界中に蔓延したコロナ事態によって、未曾有の経済的、社会的困難に直面している在日同胞社会の課題を克服し、よりよい共生社会を築くため、在日同胞の総意として次のように決議します。
一、コロナ危機を克服し、在日同胞の生活安定と権益を守るために尽力します!
一、 正しい歴史認識に立脚し、真の韓日友好関係を構築するために、最善を尽くします!
一、在日同胞社会を担う次世代の育成と、組織基盤を強化するために力を尽くします!
一、民族差別を煽るヘイトスピーチを根絶し、共生社会の実現に注力します!
一、北韓の非核化を強く求めると共に、韓半島の平和体制構築に積極的に参与します!
退任支団長の生野南・金吉浩、旭都島・金仕萬、福島・高春淑3氏に呉龍浩団長から感謝牌と記念品が授与された。城東・金源奉氏は体調不良のため欠席した。
鄭鉉権常任顧問の挨拶・先唱で万歳三唱を行ない式典を終了した。
2部の大抽選会で提供されたのは電気自転車・ギフトセット、電化製品/TV55インチ、ダイソンヘアドライヤー、エレクトロラックス掃除機、マルチ圧力クッカー、それに韓国ラーメンセットなどの豪華賞品だった。
開式辞/朴道秉議長
文在寅大統領慶祝辞を代読する呉泰奎総領事
記念辞/呉龍浩団長
決議文朗読/劉孝一副団長
退任支団長へ感謝牌授与/呉龍浩団長と生野南・金吉浩、福島・高春淑、旭都島・金仕萬3氏(左から)
閉式辞/金明弘監察委員長
鄭鉉権常任顧問の挨拶・先唱で万歳三唱
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