民団ニュース |
2019-11-13 16:15 |
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「文化の日」に各地域で韓日交流行事が開催 |
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11月3日、恒例の「第36回 博士王仁まつり」がさわやかな秋空の下、枚方市にある「大阪府指定史跡 伝王仁墓」で開催された。
この式典は、日本に千字文(子供に漢字を教えるために用いられた漢文の長詩)を伝えた百済の学者・王仁(ワンイン)博士の功績を顕彰し、毎年文化の日に、大阪日韓親善協会(中川和雄会長)主催で行われている。
両国国旗に対する敬礼の後、主催者を代表して大阪日韓親善協会 中川和雄会長が挨拶、来賓として駐大阪大韓民国総領事館 呉泰奎(オ・テギュ)総領事(代理 梁宰國副総領事)、在日本大韓民国民団大阪府本部 呉龍浩(オ・ヨンホ)団長、王仁墓がある地元・枚方市の伏見隆市長(代理 小山隆副市長)、王仁博士の出生地である韓国全羅南道霊岩(ヨンアム)郡 田東平(チョン・ドンピョン)郡守らが祝辞を述べた。
式典の後半は、地元の枚方市立菅原東小学校児童らの「校歌」、「コヒャンエポム」斉唱が行われ、高麗伝統茶苑(申雅孔院長)による高麗茶献茶が披露された後、参加者たちによる献花が行われ、閉会した。
祝辞を述べる民団大阪府本部 呉龍浩団長
「校歌」と「コヒャンエポム」を斉唱する枚方市立菅原東小学校の児童の皆さん
史跡なにわの宮跡(大阪市中央区)では2019「四天王寺ワッソ」−友情は1400年の彼方から−が開催され、約40,000人もの人出で賑わった。(主催:NPO法人大阪ワッソ文化交流協会/四天王寺ワッソ実行委員会)
猪熊兼勝実行委員長の開会宣言に続いて、文在寅大統領の祝賀メッセージを呉泰奎 駐大阪大韓民国総領事が披露した。来賓を代表して山本条太 外務省大阪分室関西担当特命全権大使が祝辞を述べ、浜村淳さんのほか2名のミニ歴史劇「大化の改新物語」が行われた後、パレードが始まり、パレードの締めくくりに聖徳太子役の中村泰士氏(作曲家・作詞家)が「平和宣言」を行った。
今年のテーマは「挑む」。
古代から大阪で繰り広げられた歴史絵巻と共に、受け継がれた文化や伝統も紹介された。巡行・運営には29学校と33の団体・企業の協力があり、300人以上のボランティアが参加した。色とりどりの民族衣装を身に纏った巡行参加者は、日本人・在日韓国人をはじめ留学生や海外からの参加者を加え約1000人に上り、学生らが演奏、舞踊を披露した。エントランス広場(写真展示、東アジアと大阪をはじめ日本各地の物販ブース)、まんぷく屋台広場(東アジアの食の祭典)、わくわく体験広場(古典楽器演奏・遊びコーナー、クラフトワークショップ)も大賑わいだった。
色とりどりの民族衣装を身に纏った巡行参加者たち
学生らが演奏、舞踊を披露
東大阪市では、第24回「東大阪国際交流フェスティバル」(主催:第24回東大阪国際交流フェスティバル実行委員会(韓国民団布施・東大阪南・枚岡各支部、東大阪近畿経友納税会など22団体で構成))が布施三ノ瀬公園を会場に国際色豊かに開催され、野田義和 東大阪市長の挨拶、呉龍浩 特別顧問(韓国民団大阪府本部団長)の祝辞をはじめ、参加した約8000人が、パレードや世界の歌・踊り・楽器演奏などのパフォーマンス、各国の料理・民芸品・特産物などを楽しみ交流を深めた。
特設ステージでは29団体・チームが出演し民俗芸能を熱演した。韓国民団布施支部婦人会など41店舗にも及んだ出店は民団布施支部婦人会がチヂミを販売、子ども広場も大賑わいだった。
東大阪市は、韓国・朝鮮、中国、ベトナム、フィリピン、タイ、ネパール、インド、メキシコ、西アフリカ、沖縄など75ヶ国、18431人の外国人が居住しており、主催者は「東大阪国際交流フェスティバル」を機に、国籍や民族を超えて、たがいのちがいを豊かさに高めていき、誰もが暮らしやすい「国際共生のまち・東大阪」をつくり出していきたい、としている。
世界の歌・踊り・楽器演奏などのパフォーマンス
参加者達のパレード
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