民団ニュース
2019-10-17 15:05
ブラボー！オモニコーラス30周年記念コンサート
在日本大韓婦人会大阪府本部
オモニコーラス創立30周年記念演奏会
10月14日、大阪／いずみホール
一人一人の人生が在日の歴史であるオモニが唄う
〜韓日の歌に込められた思いを胸に刻み〜
一人一人の人生が在日の歴史であるオモニが韓国・日本の歌曲や民謡に込められた思いを胸に刻み唄い続けて30年——。大韓婦人会大阪府本部（金秋江会長）は10月14日、いずみホール（大阪市中央区城見1-4-70 住友生命OBPプラザビル）で「オモニコーラス創立30周年記念演奏会」を開催した。韓国歌曲・伝統民謡・愛唱曲、日本歌曲・愛唱曲など22曲を披露、約八〇〇人が鑑賞した。指揮／具ジャヨン、ピアノ／永原聡子・小西優子。特別ゲストとしてヴァイオリニスト／丁讃宇、ピアノ／武田香奈子が出演した。また、崔朱里、こども合唱団（オモニコーラス部員の５名の孫娘）がゲスト出演し、会場を沸かせた。
駐大阪大韓民国総領事館、韓国民団大阪本部、大阪韓国商工会議所が後援した。 （文中敬称略）
「オモニコーラス創立30周年記念演奏会」開催に当たり、自身がオモニコーラス部員でもある金秋江会長は、「『歌いながらハングルを学ぼう』に始まり、創立当初から『コーラス』を支えてきたオモニたちも高齢となり、現在のメンバーで演奏できる集大成として今回『創立30周年記念演奏会』を開催する運びとなりました。昭和に生き、平成で『オモニコーラス』に出会い、令和元年に創立30周年記念演奏会を開催することができました。今日に至るまで歌を通して韓国の音楽を広めるとともに、韓日の架け橋を目指して活動してまいりました。この間、一人一人の人生が在日の歴史でもあるオモニたちは、切磋琢磨し暗譜で唄えるようにと一生懸命練習に励み、韓国・日本の歌曲や民謡に込められている思いを胸に刻み、様々な場で歌い続けてまいりました。お陰様でオモニたちは元気で達者です。創立時の初心に立ち返るとともに、私たちの歌声を聴いていただき、過ぎし昔日を懐かしみ、蘇る想い出に浸っていただけますなら、これに勝る喜びはありません。これからもお互いに助け合い、婦人会活動の一環として継続し、さらなる発展へと練磨、努力してまいります」と挨拶。呉泰奎・駐大阪大韓民国総領事、呉龍浩・韓国民団大阪府本部団長、洪致原・大阪韓国商工会議所会長が祝辞を寄せた。
記念演奏会は2部構成のプログラムで行われた。
第１部／合唱「行くのか」「船頭の歌」「南村」、クラス合唱「母の恩恵」「コスモスを歌う」、重唱（ゲスト出演：崔朱里、朴貴禮、李節子、高基南、姜鉄順）「忘れられた季節」、独唱（ソプラノ金秋江）「初恋」「麦畑」、重唱（朴相祚、沈由紀子、金成子、高基南、郭光子、姜鉄順）「未来へ」、合唱「さくら」「見上げてごらん」「落葉松」。
第2部／合唱「鳥よ鳥よ」「舟歌」「韓国民謡連曲第１番」、重唱（玄明子、高榮子、蒋波子、金成子、柳順子）「ホール・ニュー・ワールド」、クラス合唱「糸」「済州島の青い夜」、重唱（玄明子、高榮子、蒋波子、郭光子、金敬子）「ねむれわが子よ」。
特別演奏／ヴァイオリニスト丁讃宇、ピアノ武田香奈子 モンティ「チャルダーシュ」、ジャン•イルナム「待ちわびる心」、コ・ジョンハン「イムジン河」。
合唱（オモニコーラス、崔朱里、こども合唱団）「愛にて」「花は咲く」「新モングムポタリョン」。
＜オモニコーラスメンバー＞ ソプラノ／金秋江、李節子、金順一、高蓮子、朴貴禮、朴相祚、玄明子、沈由紀子、金仁子、高榮子。メッゾソプラノ／金成子、姜鉄順、郭慶義、蒋波子、李八重子、柳順子。アルト／高基南、金柳鶯、姜政子、裵綾子、郭光子、金敬子。（順不同）
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