民団ニュース
2019-09-18 14:06
岬町「淡輪ハウス」で民団大阪監察機関研修会に37名が集う
恒例の民団大阪監察機関研修会が9月14日〜15日にかけて大阪府泉南郡岬町の風光明媚な海岸に程近い研修保養施設「淡輪ハウス」で開催され、37名が参加した。大阪監察機関の勢いを感じる研修会となった。
金明弘監察委員長はあいさつに立ち、冒頭参加者が三連休と敬老会等の多忙の時間を割いて本研修会に参加したことに対して謝辞を述べるとともに、「昨今の韓日関係のもつれは在日同胞・団員にとって避けて通れない死活問題であり、本日、中央本部より梁東一監察委員長、金春植監察委員、李清鍵組織局長というそうそうたる顔ぶれが本監察機関研修会に参加したことから、幸いにもそれなりの答えを持ってきていただいたのではないか」と、事の微妙さをウィットで揶揄する命題を投げかけた。
中央本部梁東一監察委員長は、「民団は在日同胞の生活を守ることを第一に、こういう困難な時こそ中央本部を基軸に一致団結して困難を乗り越え、韓日交流に尽力し、次世代に自慢できる誇れる民団づくりを目指さなければならない。」と来賓辞を述べた。
激励辞に立った民団大阪本部執行部の呉龍浩団長も、「過去を変えるのはこれからであり、未来志向でこの難局を乗り越え、民団発展のカギとなる支部活性化に全力投球する。ファイティング!」のエールを送った。続いて議決機関の朴道秉議長からも激励辞があった。
研修の最初に監察機関報告が車一平監察委員からあり、現在の本部監察機関は時間を持て余しており、この状態がまさに現在の本部三機関及び執行運営の妥当性と健全性を垣間見る証明となるものだとして逆説的に呉龍浩執行部を高く評価した。
研修は、第1講演として「規約改正のポイントと留意点」について中央本部李清鍵組織局長が講演した。「監察委員長の問いかけについては梁東一監察委員長はじめ呉龍浩団長、朴道秉議長からお答えがありましたので、私はこの件には触れません。」と冒頭笑いを誘った。全国で実際に起こった事実、体験事例は非常に興味深く聞きものであり参加者の関心を寄せた。
第2講演は、「監察機関の役割と課題」について中央本部金春植監察委員が講演に立ち、実際の事象も交えながら緻密で監察機関の規範と厳粛さを持った講演となった。
第3講演には、洪性仁常任顧問が「これからの民団の支部活動と監察機関に望むもの」と題して講演に立った。洪性仁常任顧問は風邪による体調不良にもかかわらず、この場で倒れても本望であるという思いで参加したと吐露し、組織の存亡は監察機関の双肩にかかっていることを力説し監察機関の重要性を訴えた。洪性仁常任顧問は一方で教訓を切々と説き、組織を熱く語れる数少ない組織人の一人である。
最後の閉会辞に立った呉華燮監察委員は、悪化する韓日関係に、8月30日から韓国で開催されたW18ベースボールワールドカップの9月6日の韓日戦の例を出し、互いに相手に敬意を払う輝くスポーツマンシップに学ぶべきだという貴重なメッセージを送った。
↑新しい求人情報が↑
入っています。
↑お得な情報いっぱい↑
民団大阪本部のLINE@
在日本大韓民国民団大阪府地方本部
〒530-0016 大阪市北区中崎2-4-2 TEL:06-6371-7331 E-mail:
info@mindan-osaka.org
Copyright Mindan-Osaka All rights reserved