民団ニュース
2017-09-27 17:25
韓日文化交流会in SENSYUが5回目の開催
南光一支団長のクンジョル（最高の尊敬と友情を浮ｷ礼作法形式）
今年5回目となり既に恒例となった韓国民団泉州支部主催の韓日文化交流会in SENSYUが、9月24日、岸和田浪切ホールで盛大に開催された。
秋晴れの岸和田市立浪切ホールは800余名の団員、泉州支部にとどまらず、大阪管内全支部からの多くの役員・団員・同胞、日本地域住民らが参加した。
冒頭、泉州支部南光一支団長は恒例となったクンジョル（最高の尊敬と友情を表す礼作法形式）を披露し、来場者にとどまらず広く世界にこの韓日文化交流会の理念（手を伸ばせば届くほどに近い韓日両国が共に作り上げていく交流会）を体現した。
今年もコンセプトを三部構成で展開
第一部「飛翔」
大阪府芥川高等学校の和太鼓の演奏途中で息を弾ませながらチーム代表が語った「いろいろな国がその国の文化を互いに披露できるこのような機会をどんどん増やしてほしい」、「日本の文化の素晴らしさを皆様に伝えたい」という言葉はとても新鮮で美しく響きわたった。
第二部「和み」
〜海は人をつなぐ母の如し〜 世界は一つ、母なる海、人の命に国境はない、
1900年1月12日、露国ウラジオストク沖で遭難した一隻の韓国船が、若狭湾の小さな漁村泊の沖合に漂着し、村人の懸命な今日ご活動により93人が無事に故国へ帰った史実は、歴史の波濤、国家間の狭間にあっても民衆の心は穏やかな海のように一つにつながり、血の通った交流が出来たことを証明するものであった。人間の尊厳と人間性回帰を琵琶の音に込めた孤高の筑前琵琶奏者、川村旭芳さんの演奏は圧巻であった。
第三部「絆」
・JUST ・Respect Crew ・Reve
「人は、悲しみを分かち合う友さえいれば、悲しみを和らげられる」 シェイクスピア
挨拶をする民団泉州支部、南光一支団長
民団大阪本部朴道秉議長の祝辞
駐大阪大韓民国総領事館河泰允総領事の挨拶を代読する崔哲豪領事
日本の心が胸の奥底にまでとどろく、芥川高校の躍動感あふれる和太鼓
男寺党、放浪の無形文化遺産、鍛え抜かれた技と高い精神性、落ち着きと風格の演技
泊の歴史を知る会大森和良事務局の小浜市に伝わる韓国船遭難救護の記録の講演と解説
筑前琵琶奏者 川村旭芳 史実「四仁伴載号漂流譚」民衆の心を繫いだ風と潮騒を語り継ぐ琵琶演奏
ソプラノ 具ジャヨンさんの会場を満たす豊かな声量と秋風のように透明で美しい歌声
鬼気迫る形式美、流派を超えた日本舞踊家集団「弧の会」
歌手 JUST心に響く清楚な歌唱力
Respect Crew 最高のノリとリズム感で圧倒
Reveレイヴ 美しいハーモニーの正統派、トップレベルの歌唱力、本格派ボーカルグループ
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