民団ニュース
2016-03-04 10:18
<第5回 中学生 ウリマル イヤギ・クイズ大会>
<第5回 中学生 ウリマル イヤギ・クイズ大会>
2016年2月21日、韓国民団大阪本部と大阪韓国教育院主催で「第5回 中学生 ウリマル イヤギ・クイズ大会」を大阪市立巽中学校で行い、引率教員、民族講師、応援、生徒を含め約250名が参加した。
開会式では主催者を代表して韓国民団大阪本部 金明弘(キㇺ・ミョンホン)副団長が開会辞を述べ、出場者を激励した。
この大会は2部構成で編成され、午前はイヤギ大会を行い、課題文と自由作文の部門別に、25人の弁士が出場し、一生懸命練習した成果を発揮した。
審査は発音の正確性、感情の表現、聴衆の反応、暗記度、作文の内容を基準に採点され、審査の結果、奨励賞7名、優秀賞2名(大阪府教育委員会賞・大阪市教育委員長賞)、最優秀賞の駐大阪韓国総領事賞には東大阪市立小阪中学校2年生の女子生徒が選ばれる結果となった。
入賞者には賞状と副賞(図書券)、惜しくも入賞しなかった発表者には参加賞の図書券が贈られた。
午後の第2部のクイズ大会は、まず団体戦予選を4ブロックに分けて行い、4択問題、記述問題で、それぞれ各ブロック上位2チームと全体で獲得点数の高かった第3位2チームが準決勝戦に進出した。
続いて行われた個人戦は、○×クイズ形式で競い、激戦の結果大阪市立玉津中学校の生徒が優勝、副賞として図書券が贈られた。
その後の団体戦準決勝は大好評の早押しボタンを使い、クイズ番組さながらの熱い対戦が繰り広げられた。今年初登場したウリナラ童謡イントロクイズなど、音響・スクリーンを駆使した本格的な雰囲気のクイズ大会となり出場者、応援ともに会場内は盛り上がった。
準決勝を勝ち進んだ5チームによる決勝戦は、白熱した戦いの末、優勝チーム賞の韓国民団大阪本部団長賞は大阪市立鶴橋中学校 「ホランイ(虎)」チームが、準優勝チーム賞の大阪韓国教育院院長賞は東大阪市立柏田中学校「ホパンメン(アンパンマン)」チーム、優秀チーム賞3チーム、奨励チーム5チームが選ばれる結果となった。
当日は、イヤギ大会出場者のなかには自分の出番直前まで練習をしたり、主催者側で準備した発音参考用の音源を何度も聴いて練習したという生徒もおり、ウリマルイヤギ大会に対して強い意気込みで臨んでいる姿が見られた。また、クイズ大会には応援席にもクイズの答えを求め、会場内の全員が大いに盛り上がった。
昼食は、主催者が出場者全員にキムパプ(韓国のり巻き)を提供、入場者全員のために準備された旧正月にちなんだトク(韓国もち)は、毎年、好評で休憩とともに行列ができた。
クイズ大会終了後には、民族学校 白頭学園建国中・高 伝統芸術部、金剛学園中・高伝統舞踊部による文化公演の発表が行われ、大盛況の中閉会となった。
開会辞をする金明弘副団長
イヤギ大会で発表する中学生
イヤギ大会出場者と記念撮影
クイズ大会予選の様子
〇・☓クイズ
クイズ大会決勝戦の様子
金剛学園民族舞踊部による「想うがままに」
白頭学園建国中・高等学校 伝統芸術部による「夢舞(ムーブ)」
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