民団ニュース
2014-11-17 16:23
ヘイトスピーチを許さない!民団大阪本部が要望書提出
韓国民団大阪本部は、11月11日、12日「人種差別を煽動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定を求める要望書」を大阪市会議長(11日)、大阪府知事、大阪府議会議長(12日)へ提出し、要旨などの説明と意見交換を行った。
11日は、大阪市会杉田忠裕副議長(床田議長代理)、12日には大阪府小西禎一副知事(松井知事代理)と岡沢健二府議会議長に朴英哲副団長から「要望書」が手渡され、その後、ヘイトスピーチが繰り広げられている現状や実態などを出席者らが説明した。
今回の要望事項は
1. 人種差別・民族差別を煽るヘイトスピーチを法律で禁止するよう政府並びに国会に要望すること。
2.日本国が批准している人種差別撤廃条約2条1項柱書及び同条項(b)(d)、4条(c)に基づき、人種差別を助長し扇動する団体のデモ及び集会、公共の施設等の利用を許可しないこと。
3.日本国が批准を留保している人種差別撤廃条約4条(a)(b)に関する留保を撤回し、ヘイトスピーチを法律で規制するよう政府並びに国会に要望すること。
の3項目で構成されている。
大阪市会 杉田副議長は個人的な見解としながらも「ヘイトスピーチは許せない。必ず議長に伝える」と語った。
大阪市会 杉田副議長に手交
また大阪府 小西副知事は「ヘイトスピーチはインターネットやTVで見て知っている。ひどい状況で許すことができない」大阪府は「人種差別を取り締まることができる法律の法制化に向け、府・市長会・市町村会の3者で国に要望を出した」「表現の自由との兼ね合いがあるが、人権侵害を許すわけにはいかない」と、今後の対処法を検討していくことを確認した。
大阪府との意見交換
府議会 岡沢議長は「切羽詰まった問題と思っている。各会派に状況を伝え、今後の対応を検討したい」とした。
大阪府議会 岡沢議長に手交
民団大阪本部は橋下市長に面談を申し入れており、要望書を提出する準備をしており、引き続き「人種差別を許さない社会創り」に向けて取り組んでいきます。
要望書の全文はここをクリックしてください
出席者は以下の通り。
11日 大阪市会
出席者:市会=杉田忠裕 副議長
12日 大阪府
出席者:小西禎一 副知事、金田透 人権局長、前田真二 課長、岸本雅彦 参事
大阪府議会
出席者:岡沢健二 議長、明治将介 総務課長、宿里和也 参事
※民 団 =朴英哲 副団長、呉時宗 民団中央人権擁護委員(堺支部団長)、金秋江 婦人大阪本部会長、金琳泰 青年会大阪本部会長、鄭炳采 事務局長、朴鍾寛 生活部長
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