民団ニュース
2014-02-04 16:47
日頃の成果を発揮!第8回オリニ ウリマル イヤギ・カルタ大会 開催!
2014年2月2日大阪市立北鶴橋小学校で在日本大韓民国民団大阪府地方本部・大阪韓国教育院主催「第8回オリニ オリマル イヤギ・カルタ大会」を開催し、大阪市、東大阪市、守口市、神戸市から20校の出場者182名、応援オリニ、指導教員や民族講師、保護者らおよそ400名を超える人が駆けつけ、盛り上がりをみせた。
大会に先立ち在日本大韓民国民団大阪府地方本部 許槿一副団長が開会辞を述べた後、駐大阪大韓民国総領事館 朴慶洙教育官が出場する児童を激励しイヤギ大会に移った。
民団大阪地方本部 許槿一副団長 開会辞
駐大阪大韓民国総領事館 朴慶洙教育官 激励辞
今年度も午前にイヤギ大会、午後にカルタ大会を行った。昼の休憩時には主催者がキムパプ(韓国のり巻)や、トク(韓国の餅)などを旧正月にちなんで準備し、参加したオリニや引率者たちが旧正月の気分を楽しんだ。
【イヤギ大会】
「課題作文」と「自由課題」部門に分けて行われ38名の児童が発表した。今年度は審査基準に「暗記度」を追加したためか課題作文部門、自由作文部門ともに暗記している児童が例年より多く見られた。また、今年度は金剛学園小学校と白頭学院建国小学校の民族学校で日ごろからウリマルを学んでいる児童による模範弁論が行われ、流暢な韓国語と身振り手振りを交え豊かな表現力で発表した。
審査は発音の正確性、感情の表現、聴衆の反応、暗記度、作文の内容を基準に採点され、審査の結果、奨励賞12名、優秀賞3名(大阪府・市教育委員長賞)が選ばれあと、最優秀賞の駐大阪韓国総領事賞に大阪市立御幸森小学校4年生の金真珠さん「民族学級と私」が輝き、副賞として図書券1万円分が贈られた。入賞者には賞状と副賞(図書券)、惜しくも入賞しなかった発表者に参加賞の図書券が贈られた。
イヤギ大会で発表するオリニ
各部門入賞者は
○課題作文部門4年生以下
優秀賞 大阪市立北中道小学校 4年 宋蔡愿
奨励賞 大阪市立舎利寺小学校 3年 邉渽姫
大阪市立北中道小学校 2年 宋恩姃
大阪市立北巽小学校 4年 韓歩希
大阪市立東中川小学校 4年 金香里
○課題作文部門5年生以上
優秀賞 守口市立寺方小学校 6年 金太樹
奨励賞 大阪市立北中道小学校 5年 洪里彩
大阪市立舎利寺小学校 6年 李郁果
大阪市立北鶴橋小学校 6年 崔乙葉
東大阪市立荒川小学校 6年 朴尚輝
○自由作文部門
優秀賞 東大阪市立太平寺小学校 6年 洪由美
奨励賞 大阪市立北鶴橋小学校 6年 宋美奈
大阪市立舎利寺小学校 6年 金 愛
守口市立錦小学校 6年 李華鈴
大阪市立中川小学校 5年 朴有希菜
イヤギ大会出場者と来賓・主催者・審査員記念撮影
【カルタ大会】
カルタ大会には18校から、2〜4人1組で構成した4年生以下24チーム、5年生以上22チームが参加。
まず昨年の優勝校・大阪市立北鶴橋小学校(4年生以下)と大阪市立中川小学校(5年生以上)から、それぞれ優勝トロフィが返還されたあと、予選リーグを行った。予選リーグでは、民団大阪制作の「ハングルカルタT」を使って競い、決勝トーナメントへ4年生以下、5年生以上ともに8チームが進出した。決勝トーナメントでは「ハングルカルタU」を使って競った。
トロフィ返還式
予選リーグのようす
チームで同じ衣装を着たり、おそろいのはちまきを巻いたりして気合いを入れるチームも見られ、一試合一試合の真剣さが伝わった。参加オリニの中には負けた悔しさで涙を流すオリニや、勝利の瞬間に喜びの涙を流すオリニもいた。
決勝戦!
決勝トーナメントはそれぞれ準々決勝から行われ、4年生以下の部は大阪市立北巽小学校/北巽제주도(済州島)チームが優勝、5年生以上の部は、大阪市立舎利寺小学校/舎利寺セウ(エビ)チームが優勝した。
優勝チームにはトロフィと賞状、副賞(図書券)が贈られたほか、準優勝チームとベスト8に残ったチームにもそれぞれ優秀チーム賞が贈られた。
また、金剛学園 中高等学校の舞踊部による創作舞踊「めざめ」と、白頭学院 建国中高等学校伝統芸術部による「북놀이(プンノリ)」が披露され、韓国伝統芸術にも触れられる1日となった。
金剛学園中高等学校 舞踊部「めざめ」
白頭学院 建国中高等学校 伝統芸術部「북 놀이」
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