民団ニュース
2010-11-12 16:09
「第27回 博士王仁まつり」が枚方市で開催される
校歌を斉唱する枚方市立菅原東小学校の児童たち
日本に千字文(子供に漢字を教えるために用いられた漢文の長詩)を伝えた百済の学者・王仁(ワンイン)博士の功績を顕彰する「博士王仁まつり」が、11月3日、大阪日韓親善協会(中川和雄会長)主催で、枚方市にある「伝王仁墓」で開催された。
この式典は、毎年文化の日に行われており、両国国旗敬礼に始まり、続いて大阪日韓親善協会 中川和雄会長が主催者を代表して挨拶をし、来賓として駐大阪大韓民国 呉榮煥(オ・ヨンファン)総領事、在日本大韓民国民団大阪府地方本部 金漢翊(キム・ハニッ)団長の代理で李龍権(イ・ヨンゴン)副団長、王仁墓がある地元・枚方市の竹内脩市長、王仁博士の出生地である韓国全羅(チョルラ)南道霊岩(ヨンアム)郡 金逸太(キム・イルテ)郡守の代理で鄭光徳(チョン・グァンドッ)副郡守などが祝辞を述べた。
昨年は新型インフルエンザの影響で出席できなかった韓国全羅南道霊岩郡の訪日団だが、今回の式典には鄭光徳副郡守をはじめとする計13名が参加し、協会から花束と香燭代が贈呈されたあと、長年継続して墓の整備に尽力している「王仁塚の環境を守る会」に謝礼が贈呈された。
式典の後半には近隣の枚方市立菅原東小学校の児童による校歌斉唱、高麗伝統茶苑(申雅子代表)による高麗茶献茶が披露された後、瀬川芳則副理事長(元関西外国語大学教授)の閉会辞でプログラムを終了した。
その後、参加者一同による献花が行われ、王仁博士の遺徳をしのんだ。
今年は11月にもかかわらず暖かな日差しがふりそそぐなか、団体および近隣の一般客約100名が参加した。
祝辞を代読する民団大阪本部・李龍権副団長
参列者たち
高麗伝統茶苑による高麗茶献茶の様子
参列者たちによる献花が行われた
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