総合ニュース
2010-06-01 12:12
サッカーW杯:最終選考でFW1人、MF2人が落選か
30日にオーストリア・クフシュタインで行われたベラルーシとの強化試合は、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の最終登録メンバー(23人)確定に向けた最後のテストマッチだった。韓国代表を率いる許丁茂(ホ・ジョンム)監督は、登録リスト提出期限の6月2日午前7時(韓国時間)までに、26人の代表候補から3人を振るい落とさなければならない。許監督が最終的に迷っている選手は、現段階で7人前後というのが専門家の分析だ。では、その7人のうち生き残るのは誰なのか。
■FW「李」のうち一人が落選?
FW候補6人のうち、エース朴主永(パク・チュヨン)と、スーパーサブとしての起用が確実な安貞桓(アン・ジョンファン)は安全圏だ。また、廉基勲(ヨム・ギフン)は、ストライカーと朴智星(パク・チソン)のバックアップ要員(左ウィング)という二つの役割をこなせるため、許監督にとっても使いやすい。結局、李東国(イ・ドングク)、李根鎬(イ・グノ)、李昇烈(イ・スンリョル)の中から一人が落選する可能性が高い。
3人ともそれぞれに長所、短所がある。李東国は1998年以降、国際Aマッチ出場83試合(25ゴール)というベテラン。江原FCの崔淳鎬(チェ・スンホ)監督は李東国について、「経験豊富で、ピンチの際にチームを救える資質の高い選手」と評価しながらも、「典型的なストライカーで、サイドでは使えないのが弱点」と指摘。また、若手の李昇烈(21)の抜てきは、ある意味「賭け」ともいえる。崔監督は李昇烈について、「技術的には完成度がまだまだだが、意外な一発が飛び出す。荒削りなところが、むしろ相手DFを惑わせることにもなる」と分析。一方、李根鎬はプレー範囲が広く、決定力もある。アジア予選で急成長を遂げたが、このところスランプで許監督を悩ませている。これについて専門家は「W杯は、特定の選手のコンディションが戻るのを待つ舞台ではなく、最高の選手だけが出場する大会」と指摘する。
■複雑なMF陣の選考
MF陣の選考について、専門家は、キム・ボギョン、具滋哲(ク・ジャチョル)、シン・ヒョンミン、金在成(キム・ジェソン)の4人のうち2人が落選すると予想する。キム・ボギョンは16日のエクアドル戦と24日の日本戦で活躍を見せたが、廉基勲(ヨム・ギフン)が朴智星のバックアップになる場合、活躍の場が狭くなる。慶南FCのチョ・グァンレ監督は、「キム・ボギョンは朴智星、廉基勲とポジションが重複しており、中央のMF具滋哲(ク・ジャチョル)も、奇誠庸(キ・ソンヨン)、金正友(キム・ジョンウ)らとのポジション争いに敗れる可能性がある」と指摘する。シン・ヒョンミンはネームバリューで劣るが、専門家からの評価は高い。KBSのイ・ヨンス解説委員は、「シン・ヒョンミンは守備的MFの金正友、金南一の代わりを務められる唯一の選手」と語る。金在成(キム・ジェソン)も落選の可能性が残るが、練習でも試合でも粘り強さを見せる点が高く評価されている。現在、韓国代表の中でも「W杯のサプライズスター」候補として、金在成の名前が挙がることが多いという。李青竜(イ・チョンヨン)のバックアップ要員としても使えるため、期待度も高い。
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