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2010-06-22 13:24
ロッテグループの経営体制、「兄が日本、弟が韓国」
ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン)副会長(日本名・重光昭夫)は今月17日、朝鮮日報系の経済ニュースサイト「チョソンビズ・ドット・コム」など内外のメディアのインタビューに応じ、グループの後継体制について、「日本は兄、韓国はわたしということで以前から決まっている」と語った。
今回の発言は、韓日両国で事業展開するロッテグループで、韓国に関しては弟の辛東彬副会長が、日本に関しては兄の辛東主(シン・ドンジュ)副会長(同・重光宏之)が経営を主導していくことを明言したものだ。
現在、韓国事業の売上高は、日本事業の15倍に達するが、辛格浩(シン・ギョクホ)グループ会長(同・重光武雄)の二人の息子による後継体制が明確な形で確認されたのは今回が初めてだ。
辛東彬副会長はまた、123階建てという超高層で建設されている「第2ロッテワールド」(ソウル市松坡区蚕室、高さ555メートル)について、「(辛格浩)会長に採算性が低いからと代替案を提示し、しかられたことがある。当初は経済性を欠くと判断していた」と語った。
その上で、同副会長は「ロッテグループはサービス、知識産業を率いていかなければならず、それだけにブランド価値が重要であり、超高層ビルも重要だということを悟った」と振り返った。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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