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民団ニュース
2017-06-05 13:21    
「在日の未来」を考察 在日韓国人法曹フォーラム 公開セミナー
総勢200人が熱心に聴講したセミナー

 在日同胞社会が直面する国籍問題やヘイトスピーチ問題、さらには国際結婚など諸般の課題について在日韓国人法曹フォーラム(在日韓国人弁護士で構\成する団体)が専門家の見地から講演し、「在日の未来」について考える公開セミナーが6月3日、韓国民団大阪本部5F大ホール(大阪市北区中崎2−4−2)で開催された。民団大阪本部・支部、大阪韓商、婦人会大阪、青年会大阪、そして地域住民ら約200人が聴講した。主催は在日本大韓民国民団大阪府本部、在日韓国人法曹フォーラム、在外同胞財団が後援した。

 公開セミナーでは、主催者を代表\して鄭鉉権・韓国民団大阪府本部団長、李宇海・在日韓国人法曹フォーラム会長が、「在日」が抱える懸案と展望を専門的に考察するセミナー開催の意義を強調した。
 在日韓国人法曹フォーラムは2012年11月8日に設立された。翌年、民団中央本部の傘下団体として正式認可された。会員数は40名(弁護士)。@「在日韓国人に対する各種差別問題」「参政権問題」等の調査研究、Aヘイトスピーチ問題への対応、B在日韓国人の人権問題、会社法務問題や一般民事に関するトピックスをテーマにした団員向けセミナーの実施、C人権擁護活動にかかる行事等への参与・関与などの活動を行っている。
鄭鉉権・民団大阪本部団長


李宇海・法曹フォーラム会長


 セミナーの講師(弁護士)と題目は、殷勇基弁護士「在日の未来と複数国籍」、趙學植弁護士「反ヘイト活動の現状について」、韓雅之弁護士「在日コリアンの結婚・離婚と法」。各講演後、質疑応答が行われた。閉会辞を金喜朝・在日韓国人法曹フォーラム副会長が述べ、総括した。
 殷勇基弁護士は、日本と在日の特徴/国籍法における血統主義、生地主義、父母両系血統主義を解説したうえで「外国籍者の権利」と、国籍法とを一緒に考える必要性を説いた。さらに特別永住者の減少、「帰化」者、複数国籍者の増加/国際結婚の増加(1985年1月1日施行、日本の国籍法が父系血統主義から父母両系血統主義へ改正)を指摘し、「帰化」者数、婚姻状況、在留資格別構\成などについて時系列的に実数字を挙げて説明した。この後、「国籍」に関連して「ユダヤ人と在日」「はやりのことば、ダイバーシティ(多様性)」「日韓の複数国籍制度の現状」「諸外国」などの項目で講演した。
「在日の未来と複数国籍」で講演した 殷勇基弁護士


 「反ヘイト活動の現状について」と題して講演した趙學植弁護士は、2013年に東京・新大久保で起こり、その後、大阪・鶴橋など全国各地に波及して行った「カウンター抗議」行動について、少数の勇敢な抗議者らではなく、市民による大規模な抗議活動の展開であり、「日本人マジョリティー vs 在日マイノリティー」という構\図ではなく「差別主義者たち vs 差別に反対する者たち」という構図だと分析。社会的動向/日本国政府や国連人種差別撤廃委員会による反応にふれた後、2016年5月「ヘイトスピーチ解消法」が成立して一年が経ち、「ヘイト」は40%減少したとして、川崎や大阪でのヘイトデモ・街宣差止仮処分の事例を紹介。今後の動勢としては、差別主義者たちの政党結成などの動向、全国各地での「人種差別撤廃基本条約」成立に向けた動き、インターネット上でのヘイトスピーチへの対処の困難さと必要性を強調した。
「ヘイトスピーチ」の現状を分析した講演 趙學植弁護士


 「結婚(離婚)するための必要な手続きは?」「結婚(離婚)相手が在日コリアンの場合」「結婚(離婚)相手が日本人の場合」「子どもができました。子どもの国籍は?」「再婚する相手の男性が在日コリアン(日本人)の場合」。韓雅之弁護士は、「在日コリアンの結婚・離婚と法」で、国際私法(どこの国の法律を適用するかを決める法律)、準拠法(韓国法、日本法など当該国の法律)についてQ & A方式でPPTを使って詳細に解説した。さらに、結婚年齢(親の同意なし)、協議離婚、調停、離婚訴訟、法律(韓国民法、日本民法)が定める離婚原因などで講義した。
「在日コリアンの結婚・離婚と法」で講演した韓雅之弁護士


●講師プロフィール●
・殷勇基弁護士(東京弁護士会)/東京弁護士会・外国人の権利に関する委員会委員。日本弁護士連合会・人権擁護委員会日韓弁護士会共同行動特別部会特別委嘱委員。裁判所・司法委員任命拒否。論稿/「2010年韓国国籍法改正」、「外国の確定判決の日本における執行」、「離婚意思確認の手続き 韓国人夫婦の場合」、「日本の国籍法制——血統主義・複数国籍・『帰化』」など

・趙學植弁護士(第一東京弁護士会)/1980年生まれ。京都大学法科大学院卒。東京在住。いわゆるヘイトスピーチに反対するカウンター活動の現場で、弁護士として活動を展開

・韓雅之弁護士(大阪弁護士会)/2002年、大阪弁護士会に弁護士登録。1年間、韓国ソウルへ留学し、2006年に現在の所属事務所である森岡・山本・韓法律事務所を開業。日本の民事事件のほか、債権回収、相続、離婚など韓国に関連する法律問題を取り扱っている

    
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